巻構成
●柔軟性
ハードル競技を行なう上で、柔軟性の獲得は必須です。練習だけではなく日常生活のあらゆる機会を利用して柔軟性が身に付くストレッチ、ドリルを紹介します。
・静的柔軟性ドリル:開脚姿勢~ハムストリングストレッチ、ハードル姿勢、長座~ハードル姿勢等
・動的柔軟性ドリル:脚のスイング、様々なクリア動作、パートナーと
・動的柔軟性と動きづくりドリル(歩行):歩きを伴う柔軟性獲得ドリル17パターン
●動きづくり
ここでは、動きの形を作るだけでなく、究極の目的である前方への移動の速さ、すなわち推進力を念頭に入れトレーニングします。 様々なドリルを通して、脚の動きがさらにコンパクトになり運びが格段に速くなっていくことでしょう。
・クローイングドリル:ハードラーのための動きづくり
・歩行ドリル:正確な動作を意識して3パターン
・ステップドリル:速い切り替え動作を意識して3パターン
・片脚強調ドリル:5パターン
・連続ドリル:膝上げ&膝下リラックス連続切り返し
・ストレートレッグシャッフルドリル:5パターン
・アームスイングドリル:3パターン
・サイドステップドリル:3パターン
・スキップドリル:7パターン
●ハードルドリル
これからのスプリントハードルは、ハードリング動作を走りに近づけることで1台1台ごとに推進力を得ることが必要であり、ここで紹介するドリルの数々はまさにそのためのドリルばかり紹介しています。
・歩行ハードリング:ハードリング動作で重心の前後移動
・ハードルクリアドリル:上体を安定させクリア動作を正確に行う6パターン
・アニシモバドリル:踏み切り脚動作とリード脚動作をマッチング
・切り替えしドリル:下ろし動作と引き上げ動作を素早く行っていく6パターン
・カルベシドリル:パワーポジションからパワーポジションへ正確に速く5パターン
・ロスドリル:しっかりと踏み切り動作をつくる4パターン
・Aジョンソンドリル:ハードルが自分に向かってくる感覚を身につける6パターン
・ウォールアタックドリル:壁に向かってリード脚裏をぶつけるドリル
●ハードリング
13秒足らずの競技の間、ハードラーはその時間の半分は空中にいます。ハードルが難しいのがまさにここで、ハードリング時間をいかに短縮するかが勝敗の分かれ目となります。ここでは、今までトレーニングしてきたドリルを実際のハードルランを通して動きを確認していきます。
・トレイルラン:抜き脚でスピードを落とさないようにクリアしていく技術
・アプローチ:スタートから8歩で第1ハードルをクリア
・ハードルラン:アプローチから5~7台のハードルラン、トップレベルの選手たちのデモンストレーションは必見
■制作年:2008.4
※指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです。
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