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2017/8/5
「学校給食の調理従事者スキルアップ講習会 初級者向け講習会」開催レポート

セミナータイトル


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2017年8月5日(土)に、株式会社オフィス田中 主宰 田中 延子 先生企画の講習会を開催致しました。
今年は、昨年開催しました「学校給食の管理指導者養成講習会」にご参加いただいた関東各地の 給食事業者様からのご意見・ご要望に基づき、経験・レベル別にご用意した3回の講習会を設定、 「学校給食の調理従業者スキルアップ講習会」と題し、その第一弾として、「初級者向け講習会」を品川きゅりあんにて開催しました。

【第1講義】 9:40〜10:40 講師:田中 延子先生
「学校給食の歴史及び制度」「学校給食従事者の職務及び学校給食衛生管理基準」

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まず、我が国において学校給食がいつ、どのようにして始まり、どのような変遷を経て現在の制度が施行されるに至ったかについて、続いて学校給食衛生管理基準について解説・ご講義いただきました。
受講者の方々も資料にペンを走らせておられ、初級者向け講習の冒頭で、こうした内容をしっかり踏まえておくことは非常に大切だと痛感しました。

【第2講義】 10:50〜12:00 講師:井上 幸子先生
「調理実習(下処理・切裁作業)」

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まず講義室にて、関連映像も見ながら調理のポイント、注意点について短時間での講義があり、その後調理室に移動し、調理実習となりました。参加者の方々には各調理台に分かれ、小松菜、長ネギ、きゅうりなどの野菜の洗浄および下処理を行い、調理前後の野菜の計量や野菜の廃棄量等を記録し、下処理による調理の差を実際に「おひたし」を調理してご確認いただきました。
最後は各グループで意見交換しながら「おひたし」を食べていただきました。

【第3講義】 13:10〜14:00 講師:田中 延子先生
「衛生管理のポイント(基礎)」

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ふたたび田中 延子 先生にご登壇いただき、調理従業者が発症した際の対応や、食中毒の発生事例の紹介、身支度、手洗い等について、各種測定数値なども交えた詳細な解説がありました。
そして、美味しい給食を安全に提供するには、栄養士と調理従事者等がチーム給食室として機能しなければならず、そのためには調理技術とともに、コミュニケーション能力の向上も課題である、というお話で締め括られ、この課題が次の講義につながっていました。

【第4講義】 14:10〜15:40 講師:新名 史典先生
「主な食中毒の種類と特徴」「コミュニケーションの図り方」

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まず、最近の食中毒発生状況から、細菌とウイルスの違い、それぞれの構造や増え方等の解説があり、続いて主な食中毒をひとつずつ、講義いただきました。
それぞれの特徴や弱点等の説明に続き、ノロウイルスについて事故事例の紹介、対策等詳細にご指導いただきました。そして、事故が起こる行動パターンについて解説があり、それらは職場でのコミュニケーション不足に起因している事が多いことから、コミュニケーションスキルの向上が必要、ということで後半の「コミュニケーションの図り方」に展開しました。
参加者の方々のソーシャルスタイル診断から、それぞれのタイプに応じた接し方等について、ご自身の経験も含め、わかりやすく指導頂きました。

【質疑応答・グループディスカッション】 15:40〜16:30

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田中 延子 先生からは、「講習内容については、すっきりさせて帰って下さい」とのお言葉があり、当日登壇された井上先生、新名先生にも参加頂いての質疑応答・グループディスカッションを行いました。井上先生からは、調理実習時の各グループ廃棄量集計結果発表があり、この日参加頂いた皆さんは全て良好な水準をクリアしているとのうれしいご評価もありました。

各グループの活発なディスカッションに、先生方も巡回されながら質問・ご相談に回答いただきました。衛生基準等の仔細に渡る質問も提起されるなど、参加者皆様にとって有意義な質疑応答だったのではないでしょうか。
<受講者の声>
<主催者から>
今回、ご参加いただきました受講者の皆様、講義してくださいました先生方、講習会を企画いただきました田中先生に深く深く感謝いたします。
学校給食の位置づけは「教育」であり、その従事者の皆様にもそのことに自信を持って未来ある子どもたちに「美味しくて安全な給食」を提供してほしいとの願いがこの講習会には詰まっています。今後もきめ細やかな講習会を開催できるよう努めてまいりますので今後ともジャパンライムを何卒よろしくお願い申し上げます。


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